機械・装置 No.4-20

触媒部材で水素燃焼爆発を防止

水素爆発防止装置

 

 水素下流から上流に向けて、触媒部材内貴金属量を段階的に増量

 水素の燃焼拡大を阻止

 常温から水蒸気変換可能で低コスト

キーワード: 触媒、貴金属、水素、爆発、防止

 

ハニカム構造セラミックスに貴金属(白金、パラジウム等)を担持し、貴金属の触媒作用で水素と酸素を大気圧、常温の下で反応させて水蒸気に変換します。

図4-20-1

 

○水素は流れ方向に反応が進んでその量が減少することから、貴金属量を段階的に増加し、反応量を一定に制御。これにより過度の温度上昇を抑制し、爆発の危険性を低減します。

 

○万が一、触媒部材内で水素燃焼が発生しても、触媒部材の入口/出口側に消炎機能を有する部材を配置して水素火炎を消炎します。

 

○屋内、屋外に容易に設置可能です。

図4-20-2

 


技術のステージ
利用分野

stage2

水素ステーションなどの水素取扱い設備に
おける安全対策(水素燃焼爆発対策)
関連業種
知財・関連技術情報
化学工業、輸送用機械器具製造業
特許第6191862号
(共願:ダイハツ工業)