図1-12 先進湿式法と簡素化ペレット法の組合せ

図1-12 先進湿式法と簡素化ペレット法の組合せ

先進湿式法では、晶析工程にてウランを粗取りすることにより、共除染・逆抽出工程での処理量の削減ができます。また、ウラン、ネプツニウム、プルトニウムを低除染で一括回収することにより、ウラン・プルトニウムの精製工程を削減できると共に、核拡散抵抗性を向上させることができます。簡素化ペレット法では、プルトニウム富化度調整を溶液状態で調整するため、粉末混合工程が削減できます。また、潤滑剤の混合 を不要とするダイ潤滑成型技術を採用したり、低除染・マイナーアクチニドリサイクルを可能とするセル内での遠隔燃料製造技術を採用します。

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