図4-27 走査トンネル顕微鏡で見たGe(111)表面単位格子上のGeナノクラスターと、アニールによるナノクラスターの結晶化

図4-27 走査トンネル顕微鏡で見たGe(111)表面単位格子上のGeナノクラスターと、
アニールによるナノクラスターの結晶化

量子ドットの前駆体として成長初期過程に現れるナノクラスターは、表面単位格子の半分(左図の赤色で示した三角形)の領域に限定して配置されます。これまでナノクラスター(左図の三角形中央に存在する黄色く見える箇所)に内在する原子は一つ一つ識別できないので、構成原子数を評価することができませんでしたが、ナノクラスターを加熱し数多く集合させ、結晶化させることにより直接原子を識別し、一つあたりのナノクラスターに内在する平均原子数の計測を可能としました。

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