図14-6 U, Pu共晶析現象を応用した再処理プロセス
使用済燃料溶解液を加熱することでPuの原子価を六価に調整します。この溶解液を冷却することで橙色の結晶生成物(硝酸U, Pu結晶)を得、高レベル放射性廃液と分離します(第1晶析工程)。次に硝酸U, Pu結晶を硝酸溶液に溶解し、NOxガス吹込みによりPuの原子価を4価に調整します。この溶液を冷却することで黄色の結晶生成物(硝酸U結晶)とU, Pu混合溶液を得ます(第2晶析工程)。
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