図5-18 X線吸収分光及び分子軌道法により見いだされたCe(IV)の二核錯体の化学構造
これらのCe(IV)化学種が水溶液中で安定に存在することが分かりました。この中でも特にDimer3が多く存在し、この間をつなぐオキソ酸が、水溶液からの酸素発生に関与していることが併せて分かりました。図中の各構造の名称(Dimer1,Dimer2,Dimer3)は図5-17及び本文中の名称に対応しています。分子モデル中玉は、黄色:Ce(IV),青:酸素,白:水素をそれぞれ表します。
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