図5-22 原子力機構が解明した好塩菌タンパク質のX線結晶構造
(a) アルカリフォスファターゼ(HaAP),β-ラクタマーゼ (HaBLA),ヌクレオシド二リン酸キナーゼ(HaNDK)の分子表面です。赤は負電荷,青は正電荷を示します。好塩菌タンパク質は多くの負電荷が分子表面を占めます。括弧内の数字は、酸性アミノ酸含量を意味する(アスパラギン酸+グルタミン酸)の数/(リシン + アルギニン)の数を示します。
(b) 疎水性相互作用によって活性部位に基質を誘引すると考えられるHaAPの疎水性領域(ピンクのスティック)です。白のスティックは活性部位のアミノ酸を示します。図中のMg2+,Zn2+は、活性部位に結合し、酵素反応を触媒することが知られる金属イオンです。
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