図4-18 レーザーアブレーション(LA)装置による分析前処理の迅速・簡便化

図4-18 レーザーアブレーション(LA)装置による分析前処理の迅速・簡便化

U鉱石中に不純物として含まれる希土類元素の分析には、一般に誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS)が用いられます。通常は、試料を溶液化した後、化学分離によって測定妨害成分を除去し溶液状態で測定します。この方法では、希土類元素をイオン交換樹脂に濃縮し、LA装置により樹脂を微粒子化してICP-MSに導入することで前処理の迅速・簡便化を実現しました。

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