図5-20 残留応力測定の実験レイアウト
(a)研究炉で発生した中性子から必要なエネルギーの中性子をモノクロメータによって取り出し、試験片に照射します。回折線を中性子検出器でとらえて、回折角2θを決定し、そこから残留応力を求めます。測定領域は入射スリットと受光コリメータで規定し、また、試験片を走査することで試料内の三次元的残留応力分布が得られます。(b)X線回折では応力測定原理は同様ですが、X線は試料表層内で回折するため、試料表面の応力が測定されます。
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