図5-21 引張応力下の残留応力緩和挙動

図5-21 引張応力下の残留応力緩和挙動

ピーニングを施した鉄鋼材料試料に引張応力を負荷した際の残留応力挙動を、X線及び中性子回折によって測定した結果です。図には、コンピュータシミュレーションの結果も併せて示します。引張応力が約220 MPaに達したとき、内部の引張応力が材料の降伏応力に達し、それと同時に、表面圧縮残留応力の緩和が始まっていることが分かります。

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