図10-9 乱流減衰テストにおけるエネルギー保存特性
初期に与えた乱流場の減衰テストにおけるイオン系と電子系の運動エネルギー(δEkin,i, δEkin,e)、場のエネルギー(δEfld,i, δEfld,e)及び全エネルギー(δEtotal)の相対変化の時間発展を示します。 (a)通過電子も計算する従来の電子系モデル(Δt 〜 0.005 μs)では高周波ノイズの影響により電子系のエネルギーに急速に誤差が蓄積して全エネルギーの保存が破れますが、(b)新しいハイブリッド電子系モデル(Δt 〜 0.02 μs)では高周波ノイズの除去によって時間ステップ幅Δtの伸長(低計算コスト化)とエネルギー保存精度の向上を両立しました。
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