図5-47 窒化ガリウム(GaN)結晶成長中のその場放射光X線回折
(a)SiC基板上にGaN薄膜を結晶成長しながら、同時に放射光X線回折を測定しました。(b)GaNの膜厚の増加に伴い、GaN回折ピークの出現やピーク位置が変化しています。(c)回折ピーク位置の膜厚変化をプロットしたところ、H方向よりもL方向で格子面間隔が著しく変化し、従来の弾性変形では説明できないことが分かりました。単位r.l.u.はreciprocal lattice unitsの略で逆格子の単位です。値が大きい(小さい)ほど、GaNの格子間隔は小さい(大きい)ことに対応します。
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