図1-32

図1-32 貯水池の溶存態137Cs

(a)流入水と放流水の溶存態137Cs濃度を比較した結果、放流水の濃度の方が高く、減少速度が遅いことが分かりました。(b)貯水池の湖底付近では、溶存酸素濃度(DO)が低下し、還元的な環境が形成されて、溶存態137Cs濃度が高くなる傾向が認められました。(c)貯水池の下流へ放出される溶存態137Csの年間総放出量の約32%〜40%が貯水池の内部負荷(底質からの溶出)によるものと考えられます。

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