図5-6 中性子小角散乱実験における3Heスピンフィルターを用いた偏極解析装置
試料で散乱された中性子ビームのスピンを3Heスピンフィルターで解析しました。実験中は3Heガスの核偏極を保持するために、ヘルムホルツコイルで磁場を印加します。本装置を中性子小角・広角散乱装置「大観」(BL15)に導入することで、物質中の水素の位置決定には、パルス中性子小角散乱装置と3Heスピンフィルターを組み合わせた偏極解析法が有用であることを実証しました。
ブラウザの閉じるを実行するか、右の閉じるボタンをクリックしてください。≪閉じる