
図7-9 Fe-Cr-Ni系オーステナイト鋼中性子照射材(476 ℃、18 dpa※)に形成したボイド欠乏帯
各鋼種のボイド欠乏帯幅は、結晶粒A及びBに形成された幅を複数箇所にて測定し、これらを平均して算出しています。空格子の拡散性に依存するボイド欠乏帯は、Ni成分量の増加に伴い増加し、材料中の空格子の拡散性が鋼種ごとに異なることが示されました。
※ dpaはdisplacement per atomの略であり、中性子照射量(弾き出し損傷量)の単位を表す。
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