図1-21

図1-21 1F1/2号機排気筒付近における空間線量率と高濃度汚染箇所を可視化した3次元マップ

実証試験では、iRISを携帯したオペレータが比較的線量率の低い通路を移動しながら測定を行いました。iRISのSLAM機器で取得した3次元モデル上に、コンプトンカメラで可視化した放射性物質のイメージと、サーベイメータで取得した線量率情報をカラー表示しました。歩行ルート上の線量率(図中左)と、コンプトンカメラで可視化した高濃度汚染箇所(図中右)をカラー表示しています。図中右のカラーバーの強度は、赤色に近いほど放射性物質が多く集積していることを示しています。これにより、1/2号機排気筒下部の配管構造物に高濃度の汚染を可視化しました。iRISを用いることで、短時間の測定により3次元の汚染状況を可視化することが可能となります。

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