図1-24 地衣類:(a)その生息している姿と(b)組織構造及び分泌される代謝物と(c)セシウムとの錯体構造
地衣類(キウメノキゴケ:サクラの樹幹に見られる緑色の着生物)が生息している様子(a)とその内部構造の模式図を示します。ウメノキゴケなどでは、各層にて異なる代謝物を分泌します(b)。計算によると、上皮層の代謝物は水素が一つ離脱した状態、髄層の代謝物はそのままの状態で、各々、セシウムを含むアルカリ金属元素と強い錯体形成力を示します。(c)は計算で得られたプロトセトラール酸とセシウムの錯体構造です。
ブラウザの閉じるを実行するか、右の閉じるボタンをクリックしてください。≪閉じる