図8_15

 

図2 プルトニウム同位体の一斉分析の概念図

CRC前段の四重極では238Uが除去され、CRCでの238UO2水素化物の発生を防ぎます。次に、CRCにてPu、Am、CmをCO2と反応させると、Puは2酸化物、AmとCmは1酸化物へと変換されます。CRC後段の四重極では、2酸化物のPu(PuO2+)のみを通過させ、一度の測定で主要なPu同位体(239Pu、240Pu、241Pu、242Pu、244Pu)を一斉に分析可能となります。

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