テンポラルブロッキング法

隣接の格子点情報のみで物理量の時間発展が可能な陽的な時間発展手法において、局所的に複数回の時間発展を行う手法をいう。例えば、一次元計算で隣接1格子から次の時刻の物理量が求められる問題では、(NX+2M)個の格子からM回の時間発展計算により、NX個の格子のM時刻ステップの値が求められる。これを利用して、並列計算による通信を計算に置き換えるなど、ある処理と別の等価な処理を交換することが可能となる。(9-1 汚染物質拡散解析の高速化)


ブラウザの閉じるを実行するか、右の閉じるボタンをクリックしてください。≪閉じる