円偏光

光は空間の電場と磁場の変化によって形成された波の一種です。電場、磁場の振幅の方向に規則性があるものを「偏光」と呼びます。円偏光とは電場・磁場の振動が時間の経過とともに円を描く状態のことで、円偏光した光は回転方向に応じた角運動量を持ちます。円偏光は、円偏光の持つ角運動量を利用して原子のスピンを偏極したり、偏極した原子を光学的に高感度で検出する光ポンピング法に利用されます。(12-6 パルス中性子ビームの磁気極性をそろえる)


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