電流リップル

電流波形が直流波形のように直線的な平面とならず、さざ波のように脈動している様をいう。スイッチング周波数に依存して電流波形が変動し発生する。大容量のコンデンサやチョークコイルを用いた平滑フィルタ回路を使用すれば電流リップルは小さくなり、電流変動が抑制された直線的な電流波形を得ることができる。しかし、電流変化に応答する追従性が悪くなる。そのため、速い応答速度が求められるパルス電源においてはフィルタ回路の効果は限定的となり、電流リップルが残った波形となる。(5-1 大強度陽子ビームの高精度軌道コントロールを実現)


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