二つの新しいビーム安定化法とは、「四極電磁石の強さを変化させ、ビームの水平方向の振動数と誘導電流がキッカーのケーブル内を往復する振動数が共鳴するのを避ける方法」と「ビーム長を短くしビームの電荷密度を向上させて、空間電荷効果を利用する方法」のことを指している。「キッカーに付属のケーブル端末に抵抗をつける方法」は、キッカーの電源から流れる電流が抵抗で消費されるため、加速終了時に必要な磁場強度を誘起できず、直ちには実用性がないので、安定化法の成果には含めていない。(5-3 大強度陽子ビームの安定化手法の確立)
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