図3-7 核破砕ターゲットシステムの概要と冷減速材容器の構造

高エネルギー陽子ビームを水銀ターゲットに照射すると、核破砕反応によって大強度の中性子が発生します。その中性子を散乱実験に使いやすいエネルギー範囲に調整するのが減速材です。特に超臨界水素を用いる冷減速材は、高中性子性能を得るためにお弁当箱のような扁平な形にし、水素温度が上昇しないように内部構造を工夫する必要があります。


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たゆまざる探究の軌跡−研究活動と成果2000
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