原研の研究活動と成果
2001 目次
はじめに
1.原子力の安全性研究
1.1
世界的に注目されるNSRRによる反応度事故模擬照射実験 ―使用済燃料を減らすための燃料高燃焼度化に対応して―
1.2
世界初の高温高圧極限で照射済燃料からの放射性物質放出実験
1.3
ガンマ線は圧力容器の硬化にどの程度影響する?
1.4
シビアアクシデント時の原子炉配管高温破損を予測する
1.5
臨界超過時の溶液燃料の挙動をみる ―TRACY溶液挙動観察システムの開発―
1.6
処分後数百万年にわたる安全性を予測する ―放射性核種の岩石内拡散―
1.7
ロボットの情報収集活動で安全迅速な作業
2.原子炉の研究
2.1
低減速スペクトル炉炉心の狭い流路での除熱性能評価を確かなものにする
2.2
原子炉容器内の高温高圧水中で作動可能な制御棒駆動装置の開発
2.3
一体型炉エンジニアリングシミュレータの開発
2.4
陰イオン交換膜におけるヨウ素の奇妙なふるまい
2.5
原子炉圧力容器の超音波探傷装置、自動化に成功
2.6
超音波でとらえる原子炉内黒鉛構造物の強度
2.7
インターネットで結ぶ多機関分散型材料データベースシステム:データフリーウェイ
3.核融合の研究開発
3.1
世界最高の電流駆動効率を粒子ビームで実現 ―ITERの電流駆動に目途―
3.2
110 GHz 高周波でプラズマ不安定性をノックアウト
3.3
閉じ込めが良い理由、重イオンビーム計測でわかった!
3.4
帯状流がプラズマの乱れを抑える ―数値実験トカマク研究(NEXT)が明かすプラズマの安定化ストーリー―
3.5
核融合燃料の連続注入に光 ―秒速700 mの水素の氷を5発/秒の割合でJT-60プラズマに連続発射―
3.6
シミュレーションが解き明かす磁場構造の変化 ―プラズマ・ディスラプションのメカニズムに迫る―
3.7
ITER用大型超伝導コイル技術、国際協力で最難関を突破 ―わずか21秒で13 T の高磁場達成―
3.8
安定な高速液体リチウム流の実現に目途 ―高出力中性子発生用ターゲットの開発―
3.9
新しいリチウム同位体分離法の有効性実証 ―環境を汚染しないリチウム分離濃縮に成功―
3.10
ITERの最終設計固まる ―国際熱核融合実験炉の工学設計―
4.先端基礎研究
4.1
核子の中のクォークの離合集散が見えた ―高エネルギーガンマ線でファイ中間子発生を確認―
4.2
原子核を壊して元の形を調べよう! ―中性子過剰核の中はクラスター構造をしているか?―
4.3
アクチノイド内包フラーレンの合成と分離
4.4
非晶質炭素薄膜の中からナノダイヤモンドを発見
4.5
有機分子を使ってミクロンサイズの絵を描く
4.6
ゲルは固体か液体か?中性子散乱でみえる2面性
4.7
タンパク質二次構造αへリックス中の2分岐水素結合
4.8
超臨界CO
2
で廃棄物中の混入ウランを除去
5.中性子の科学
5.1
大型加速器のビームエネルギーのゆらぎを抑える
5.2
高エネルギー粒子のふるまいをより正確に予測する
5.3
階層型核燃料サイクルで長寿命放射性物質の蓄積を大幅に抑制
6.物質科学
6.1
アクチノイド分離用の新抽出剤を開発 ―全てのアクチノイドを高効率で分離―
6.2
レーザーによる化学結合の選択的切断 ―励起状態間の飛び移りが支配する―
6.3
高エネルギー粒子ビームで探る原子核の形 ―クーロン励起による完全核分光実験の実現―
6.4
高エネルギー電子線で熱分解炭素の「負の磁気抵抗」の謎にせまる
6.5
ナノマテリアル研究への道を拓く分子イオン照射技術開発
7.環境科学研究
7.1
放射性物質大気拡散予測システムの環境保全への利用 ―三宅島火山ガス拡散予測に本領発揮―
8.光量子・放射光の科学
8.1
青色パルスレーザーを求めて高効率波長変換に成功
8.2
短パルスレーザー励起用緑色レーザーの高効率発生に成功
8.3
夢の物質「グラファイト構造の窒化炭素」を放射光で確認
8.4
ガラスの原子配列は不規則的か? ―放射光とシミュレーションでみる「乱れた構造」の世界―
8.5
ナノの世界の基本技術:原子レベルの酸化反応制御
8.6
軟X線微弱発光から電子状態を探る ―高性能発光分光器の開発に成功―
8.7
X線レンズ(ベンダー)で1桁以上の強度増大に成功 ―X線回折実験に威力発揮―
9.放射線利用の研究開発
9.1
イオン注入で作る原子でできた玉ねぎ:カーボンオニオン
9.2
わずかな放射線照射で高分子材料の硬度を大きく改善
9.3
放射線に強い細菌を用いてDNA損傷回復のメカニズムを探る
9.4
重イオンマイクロビームでカイコの幼虫の成長のしくみを調べる
9.5
イオンビームが作るポジトロン放出核種を利用して植物機能を解明
9.6
だれでも簡単入力、生成放射能計算コードを開発 ―イオンビーム利用の普及に必須のシステム―
10.計算科学
10.1
海と大気まとめて高速並列計算 ―放射性物質の拡散予測をより高精度に―
10.2
ビジュアル環境で楽々プログラム開発 ―大規模シミュレーションの開発支援に新システム―
10.3
世界は一つ、ネットワークで巨大並列計算に成功
10.4
新しい二相流シミュレーション法の信頼性アップ ―格子ガスモデルの表面張力新計算法の開発―
11.廃棄物処理処分の研究
11.1
レーザーで金属表面の放射能汚染を掃除
11.2
雑多な放射性廃棄物を溶かして小さく ―プラズマ溶融技術の前進―
12.照射技術の開発
12.1
耐放射線性小型モータの開発 ―原子炉内に多様な照射環境実現―
12.2
照射材の繰り返し疲労変形をレーザー計測で探る