図9-1(中図) レーザーレーダーによるエアロゾル計測法の模式図

レーザーパルス光を大気上空に向けて照射し、レーザー光が通過する領域にあるエアロゾルから発生する微弱な後方散乱光(反射光)を高速シャッター付の高感 度CCDカメラで計測すると、限られた空間領域に浮遊するエアロゾルのみを図9-2のように可視化することができます。

図9-2(左図) 大気エアロゾル可視化画像(世界初!)

現在500 m先の空間に浮遊するエアロゾルからこのような散乱光画像が取得できます。

図9-3(右図) エアロゾル粒径分布図

図9-2の散乱光の斑点画像をコンピュータ解析することにより大気遠方のエアロゾル濃度、粒径(0.5〜数10ミクロン)及び粒径分布をリアルタイムで精度良く求めることができます。

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たゆまざる探究の軌跡−研究活動と成果2004
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