中性子集束レンズは約110本の特殊グラスファイバーを束ねたものです。一本のグラスファイバーは、直径0.5mm、全長14cmの細管で、この管の内部に10ミクロンの穴が約1,200個開けられています。また、下の図は中性子集束レンズによる2次元集束像で、出口直後、出口から30mmの位置、出口から50mmの位置と、進むにつれて中性子のピークが現れてくる様子が分かります。