核トムソン散乱が原子核による散乱なのに対し、デルブリュック散乱は、原子核が作り出す仮想クーロン場による光の散乱です。きわめて強い電場でないと観測されないほど弱い効果ですが、鉛やウランなど陽子数の多い原子核の強い電場により生じる現象である。(10-1 ガンマ線による核物質試料の非破壊分析)
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