再循環系配管

ABWR以前のBWRにある供給水を効率的に炉心に送り込むためのポンプにつながる配管である。炉心下部位置にある配管から供給水を炉外に引き出し、炉心上部に位置する配管によりダウンカマー部に供給水を戻し、ジェットポンプにより炉底に供給水を送り出す。配管が炉外に水を引き出す構造であることと配管の原子炉圧力容器への接続位置が炉心より低いため、配管の損傷を生じた場合原子炉の所熱能力に影響することから、安全上重要な機器である。(7-4 原子炉構造材料の経年劣化メカニズム研究の新展開)


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