高速炉燃料再処理において、使用済燃料溶解液中のウランの大部分を固体として析出させ分離回収するプロセス。以降の溶媒抽出工程におけるPu分配工程を省略するとともに、溶媒抽出設備で取り扱う溶液の量を大きく減少させることができるため、経済性向上の寄与が大きい。晶析でのウラン回収率向上を図るためには金属イオン濃度が高い硝酸溶解液を調製した後、これを10℃前後に冷却しウランのみを硝酸ウラニルとして析出させる。(1-9 使用済燃料を効率良く溶かす)
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