燃料再処理工程では溶解した使用済燃料の中のウラン(U)とプルトニウム(Pu)を分離することなく溶媒相(抽出剤)に移行させ(抽出)、同時に他の核分裂生成物から分離する。溶媒相に抽出したUとPuは、再度、水相(逆抽出液)に移行させる(逆抽出)。なお逆抽出前に、抽出においてわずかに抽出された核分裂生成物を、UとPuを溶媒相に保ったまま、水相(洗浄液)に移行させておくことにより、逆抽出で核分裂生成物の少ないUとPuを得ることができる。(1-10 シンプルにアクチニド元素の原子価を制御)
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