炭素繊維複合材

炭素繊維の中に炭素基材を含浸させた耐熱材料のことで、高熱伝導性のものでは常温で純銅の1.5倍から2倍の熱伝導率をもつ材料が開発されている。原子炉等で使用される等方性黒鉛に比べ、熱伝導率と機械的強度が高いことが特徴である。用途は異なるものの、スペースシャトルの外壁の一部に同様の材料が使用されている。正確には炭素繊維強化炭素複合材(Carbon Fiber Reinforced Carbon Composite:CFC)と呼ばれている。(3-9 ITERダイバータ高熱負荷試験に世界で初めて成功)


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