HIV-1プロテアーゼ

ヒト免疫不全ウイルス(HIV-1:Human Immunodeficiency Virus Type 1)が持つタンパク質分解酵素。アミノ酸99個で形成する分子量約10,000のポリペプチドが2つ結合すると2量体を形成し機能を発揮する。ウイルスの構成や増殖に必要な酵素タンパク質は、一旦前駆体のポリプロテイン(鎖状に繋がるタンパク質)に合成後、HIV-1プロテアーゼの機能を抑制できれば、ウイルスの機能タンパク質は完成しないため、ウイルスの形成や増殖も抑制できる。(4-8 より治療効果の高いエイズ治療薬の創製を目指して)


ブラウザの閉じるを実行するか、右の閉じるボタンをクリックしてください。≪閉じる