臨界事故

ウランやプルトニウムを含む核燃料物質が、不用意に臨界量を超えて集積され、意図しない核分裂連鎖反応が発生する事故のこと。我が国では1999年に初めてJCO臨界事故が発生した。一旦事故が発生すると、特に、臨界状態が続いていると、強い放射線のために事故現場に接近することも難しく、事態を収拾することが極めて困難になる。このため、いかなる場合でも事故を防止することが求められており、そのための安全対策を臨界安全と総称する。(5-6 臨界事故に備えた迅速な被ばく線量評価技術の開発)


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