閉じた系ではエントロピーが増大して秩序構造のない熱平衡状態に至るが、核融合プラズマのような外部とのエネルギーの入出力を伴う開いた系では、系外へのエントロピーの放出によってプラズマ自身が外的制御によらない秩序構造を自発的に形成する場合がある。このような秩序構造形成を自己組織化現象と呼び、核融合プラズマ以外でも生体発生、結晶成長、惑星大気のジェット形成等、様々な現象が知られている。(3-4 電子乱流熱輸送の抑制機構を解明)
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