宇宙空間に数多く存在する放射線(宇宙線)のうち、銀河由来の高エネルギー宇宙線は、地球の磁気圏を透過して大気圏内に進入する。大気圏内に到達した高エネルギー宇宙線は、大気中の元素と核反応を引き起こし、様々な二次放射線を発生させながら減衰する。したがって、宇宙線の強度は、高度が高いほど強くなり、航空機高度(高度12000 m程度)では、地上の約100倍の強度の宇宙線が存在する。(8-7 放射線は細胞,人体,地球にどのような影響を与えるのか?)
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