レトロリフレクター

光を入射方向に戻すための反射鏡。互いに直交した3枚の鏡から構成されており、入射した光はそれぞれの鏡で1回ずつ反射したあとに入射方向へ戻る。同じ光路の往復が可能なため、プラズマの密度や磁場を測定する干渉計や偏光計では入射ビームを往復させて計測値を2倍の大きさにするなどの目的で用いられる。身近なところでは道路標識や自転車の反射板などに用いられており、車のヘッドライトから反射板に入射した光は再び車の方向に戻るため運転者の視認性が向上する。(3-4 ITERで電流分布計測の鍵を握る新型炉内ミラーを考案)


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