X線などの電磁波は、進行方向に対して垂直方向な電場と磁場が振動しながら進んで行く。その電場がどちらを向いているかを偏光と呼ぶ。SPring-8などの放射光X線では、ほとんどの場合、偏光は水平方向を向いており、本実験でもその水平偏光したX線をそのまま試料に入射する。一方、散乱されたX線は任意の方向で出てくる可能性があるので、それを特定して測定できるようにしたことが今回の成果の重要な点である。(4-5 電子の隠された世界を解明する放射光技術を実証)
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