応力拡大係数(範囲)

(5-5 大地震で配管は壊れるか)

K=σ(πa)0.5(5-5 大地震で配管は壊れるか)

ここで、Kは応力拡大係数、σは応力、aはき裂長さである。 き裂の進展は、き裂先端の応力やひずみ状態に支配されるが、き裂先端の応力場は非常に複雑であるため、実験結果の評価等に用いることは困難である。そこで、き裂先端の状態を応力拡大係数で代表させることによって、き裂進展や破壊の条件を簡易な式で表すことが可能となる。繰返し荷重が負荷される場合には、最大荷重と最小荷重による応力拡大係数の差を応力拡大係数範囲として用いる。


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