原子炉隔離時冷却系は沸騰水型原子炉(BWR)での原子炉補助設備のひとつで、制御棒が挿入されて原子炉が停止し、主蒸気隔離弁が閉鎖して原子炉が外部と隔離された後に、何らかの原因で給水が喪失した場合、復水貯蔵タンクないし圧力抑制プールから冷却水を原子炉に供給して、継続的に燃料の冷却を行う系統。全交流電源喪失時においても冷却水の注入を可能とするため、原子炉蒸気を用いるタービン駆動のポンプで注水を行う。(1-20 東京電力福島第一原子力発電所2号機の炉心損傷回避を予測)
ブラウザの閉じるを実行するか、右の閉じるボタンをクリックしてください。≪閉じる