放射線橋かけ(架橋)

放射線橋かけ(架橋)技術とは高分子の鎖をつなげることである。材料に放射線を照射すると、分子や原子から電子が切り離されたり(電離)、近くの軌道に移動し(励起)、特に高分子の場合は分子鎖に反応が活発なラジカル(活性種)が発生する。このラジカルの反応により高分子鎖同士が強く結合する。この仕組みを利用して、高分子材料(プラスチック材料)の強度や耐熱性などの物性を改善する方法を放射線橋かけ(架橋)技術と呼んでいる。(5-7 環境に優しいプラスチックの微細加工方法を開発)


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