伝熱管が何らかの原因で破損すると、破損部から高圧の水・蒸気がナトリウム中に勢い良く噴出し、ナトリウムと反応してジェットを形成する。この反応では、水酸化ナトリウムのような強アルカリ性の物質や水素が生成するとともに、反応熱により温度が上昇する。この高温の反応ジェットに伝熱管がさらされると、その化学的な腐食作用とジェットの物理的な侵食作用によって、伝熱管は外表面から削られ減肉し、放置すれば貫通破損する。(2-5 日仏協力でナトリウムと水の反応の影響を探る)
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