物質を透過した光の偏光状態の変化を測定することで物性値を測定する手法。光は空間を伝搬する電磁波として表現することができる。しばしば、電磁波の振動状態を分類するのに偏光という概念が使われる。光の進行方向に垂直な面に振動を投影した軌跡が直線になる場合、この光を直線偏光と呼ぶ。同様に、投影した軌跡が楕円になる場合に、楕円偏光と呼ぶ。物質を透過すると物質中の屈折率によって光の偏光状態が変化するため、物性値の測定法として広く一般に利用される。(4-1 核融合炉に適したマルチパラメータ計測法)
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