ポロイダル偏光計

ポロイダル断面上に測定レーザを入射する偏光計をポロイダル偏光計と呼ぶ。核融合の主流方式はトカマクと呼ばれる方式で、50万kWの核融合出力が計画されている国際熱核融合実験炉(ITER)はトカマク方式を採用している。トカマク方式の場合、プラズマはドーナツのような形状になる。ドーナツの回転対称軸を含むような断面をポロイダル断面と呼ぶ。ポロイダル偏光計はプラズマ中の磁場という最も基本的な物理量を計測する重要な計測装置である。ITERでは、プラズマ制御及び物理研究のために用いられ、日本が調達する。(4-1 核融合炉に適したマルチパラメータ計測法)


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