粒子の位置と運動量を座標とする空間のこと。一つの粒子の状態はその位置と運動量により決まるので六次元空間である位相空間内の一つの点に対応し、時間の経過とともにその状態点は１本の軌跡を描く。N個の粒子系から構成されるプラズマの状態は位相空間内のN個の点の分布に対応し、時間とともにその分布が変化する。アルフベンモードの不安定化においては高速イオンの速度分布関数形が重要となる。(4-11 スパコン・ヘリオスによる高速イオンの輸送研究)
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