距離減衰式は、震源距離と地震動強さの関係を表す式である。震源距離といっても、断層面最短距離・震央距離・震源距離と様々な種類があり、地震動の特徴も最大地動加速度(Peak Ground Acceleration:PGA)、最大地動速度(Peak Ground Velocity:PGV)、最大地動変位(Peak Ground Displacement:PGD) 、継続時間といったように様々である。距離減衰式はこれらの組み合わせによると考えると、実に多くの種類があり、実際に様々な距離減衰式が提唱されている。本トピックスでは、断層面最短距離とPGAを用いる司・翠川の式を用いている。(10-2 原子力施設の地震リスク評価手法の高度化に向けて)
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