基準地震動

基準地震動は原子炉施設の耐震設計を行う際に想定される地震動である。既設の原子炉の設計時には、当時の発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針(旧指針)に従って策定された基準地震動S1及びS2が用いられており、設計用最強地震によってもたらされるものが基準地震動S1、設計用最強地震よりも大きな設計用限界地震によってもたらされるものが基準地震動S2である。なお、現行の指針においてはS1及びS2の策定方針を統合し高度化した基準地震動SSが策定されている。(2-1 冷却材喪失事故後の燃料被覆管の強度を調べる)


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