新古典テアリングモード(Neo-classical Tearing Mode: NTM)は、トカマクプラズマにて見られる抵抗性不安定性の一種で、正磁気シアーでプラズマ圧力勾配が大きい高ベータプラズマで発生しやすい。NTMはプラズマ周辺部の有理面で磁気島を形成し、プラズマ圧力の低下を引き起こす。NTMを安定化するためには、磁気島内部のみに外部から電流を加えることで可能であり、磁気島幅程度で入射することが可能な、電子サイクロトロン波による電流駆動が効果的である。(9-1 三極管ジャイロトロンにおける高速出力変調法の開発)
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