キャビテーションによる壊食

液体の圧力が蒸気圧より低くなると、そこで液体が蒸発し蒸気の泡が発生する現象をキャビテーションという。液体中の圧力が蒸気圧以上になると蒸気の泡は、局所的に数万気圧に達する衝撃圧を発生しながら瞬時に崩壊する。この崩壊時の衝撃圧によって、材料の表面にくぼみや小さなひびが発生し、さらに、これらが繰り返されると、材料表面が深く削られる壊食が生じる。(5-3 液体金属中に小さな泡をつくり衝撃低減に成功)


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