逆相シリカゲルカラム分離

極性を利用したカラムクロマトグラフィーの一種で、逆相クロマトグラフィーともいう。これは、固定相としてシリカゲルの表面にオクタデシル基(C18H37-)のような極性の低い物質を結合させたものを用い、移動相として水溶液のような極性の高い溶媒を用いる分離法である。反対に、シリカゲルのような極性の高い物質を固定相とし、有機溶媒のような極性の低い溶媒を移動相としたものを順相クロマトグラフィーという。「逆相」とは、順相クロマトグラフィーに対して逆の極性を利用した分離法のため、この名前が付けられている。(5-11 β線とγ線の同時放出で「治療」と「診断」の一人二役!)


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