特定の分子(抗原)異物として特異的に認識して、生体内から除去する分子(タンパク質)である。約500アミノ酸から成るペプチド(重鎖)と約250アミノ酸から成るペプチド(軽鎖)から構成されており、分子全体は『Y』の字で示される形を取っている。抗原認識に関与するのは重鎖と軽鎖の両方から構成され、『Y』のときの上半分に相当する「Fab」と呼ばれる領域(抗体1分子中に二つ存在)である。(5-12 抗がん剤の作用メカニズムの『鍵』を原子レベルで解明)
ブラウザの閉じるを実行するか、右の閉じるボタンをクリックしてください。≪閉じる