テフラ

火山が噴火する際に火口から放出され、空中を飛行する、あるいは斜面沿いを流下して、地表に堆積した火山性の堆積物(火山ガラスや鉱物,軽石など)の総称をいう。テフラのうち粒径が2〜4 mm以下の細かいものが火山灰に相当する。給源となる火山の違いや噴火時期の違いによって固有の特徴(構成物の違いや化学組成など)を持ち、かつ極めて短期間で広範囲に堆積するので、堆積物の有効な年代決定指標としてしばしば用いられている。(8-8 堆積物の年代決定のための強力な手段を開拓する)


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